
こうしたご要望にお応えするためにFUKUDAが生み出したカラーは、数千色。しかし大切なのはその数ではありません。商品開発デザイナーのイメージ通りの色を作り上げることです。
どんなに多くの色見本も、クライアントの意図するカラーが表現できなければなんの意味も持ちません。また、思い通りのカラーも、量産できなければただの自己満足で終わってしまいます。さらには、素材によって微妙に変化するニュアンスをコントロールして初めて、イメージ通りのカラーが可能になるのです。
クライアントの要望に100%忠実なカラーを、どんな素材の上にも表現し、商品ベースで量産する。
それは、FUKUDAだけが成し得る、世界で唯一のカラーリング技術です。

FUKUDAが培ってきた技術の蓄積は、個性的なパッケージデザインの実現に大きな役割を果たしています。それは、いまある技術という枠の中だけで製作を行なうのではなく、クライアントの要望に応えることを第一に考えた結果であり、持てる技術を積極的に複合、応用、発展した成果でもあります。
FUKUDAの旺盛な探求心と高い複合化技術が、不可能だった複雑な形状や、素材を限定してしまう加工など自由な発想を妨げてきた「常識」を打破。パッケージの新たな可能性を拓きます。

品質保持が求められる商品には、変質を予防する高い気密性。釣り具のリールやゴルフのドライバーなどのスポーツ用品なら耐久性。また、使用頻度の高い商品には傷がつきにくいコーティング加工など、プラスαの技術も含めた上での高い品質を提供していきたい、と考えています。
さらに、商品そのものの以外にもFUKUDAのこだわる質があります。それは、迅速な対応、ライン生産や海外生産による効率化などの対応力の質です。
莫大な時間と予算、人材を投入するのなら、どんな優れた技術も品質も可能でしょう。けれどFUKUDAに求められているのは、優れた技術や高い品質を、いかに早く、コストパフォーマンスよく提供できるか、です。そして、そこにこそ、FUKUDAの存在価値があると考えています。